2017-01-01から1年間の記事一覧

浪漫とか理想、はっきり言って妄想が、大人たちには足りない バカげた夢を抱えて微笑む器量があれば 多少の異分子を許容する度量にもなる

みんなは現実を直視しすぎだと思う それが大人になるってことかもしれない でも心の10割9割を現実に捧げなくても、生きることに支障はないはず

こんな責め苦を負わなければならないほどの業がどこにあるのか 納得できる説明を得なければ俺は死ぬまで恨むことをやめられない 絶対に理不尽を許さない

俺が生きてきて、苦しんで、そこから導き出した答えだからこその確信なんだ 他人にも否定できないはずだ なぜなら過去は覆らない 俺の受けた苦しみは、俺の妄想などでなく、実在した出来事だからだ 事実から導き出したものが間違っているはずがない

人間の中には、生きようとする本能と滅びようとする何かが同時にあるのだと思う それで俺はブサイクに生まれた時点で滅びようとする勢力の片棒を担がなきゃならなくなった 俺はそんなこと望んでないのに、人類を滅ぼそうっていう悪をやらなきゃならない 生き…

繁殖が本能なら、どうして人間には繁殖の妨げになるような、見た目の美しさとかの価値観が備わってしまったのだろう そういうものを備えて長いこと経つだろうに、何故いまだに俺のような醜いものが淘汰されずに死滅していないのだろう

過去が文字の通りには過ぎ去っていかないのは 俺が去ることを許さないからだ 忘れたほうが楽な思い出があって、しかし俺はそれを忘れたくない 忘れてしまったら恨めなくなってしまう、呪えなくなってしまう 怒り続けることは悪いことばかりではない それは苦…

痛みや悔しみや怒りをあの頃ほど強くは感じなくなった 神経が腐った だからって過ぎ去ったわけじゃない 俺の中で渦になって廻っている

あの頃の気持ちはもうさっぱりなくした しかしあの頃の気持ちを忘れたくないと強く思ったことを忘れない

正義、善を自称してしまう人間には自己批判がない がらくただ

人は生きる為にはひとところに留まっているわけにいかなくて 今居る場所を去るには捨てていかなければならないものもあって 俺はそういうものを手放す意気地がなくって

持っているものを失くすのを嫌がってぐずぐずしているうちに取り残されて今はこのざまだけれども