人間の邪悪さ、陰湿さというのを知って尚、人間を愛そうという強さ 健全さが、俺の中には育つことはなかった とても俺には理解できない・・・ そもそもがだ 俺のこの不細工な見てくれで、「人を愛する」だなんて・・・悪趣味な冗談にしかならない そう考えれ…

今、救いを求めた それがダメ 苦しみに足るなどということはない もっともっと苦しまなければならない 幸せという言葉が俺の人生から完全に消えうせるまで いつか受けた苦しみを思い出して反芻し続ける 甘えた考えを消し去って、苦味だけの人生を手に入れる …

体格がよくて、腕力があったなら、あの頃俺はどうしていただろうか やはり自分より弱いものを虐げてニヤニヤ笑っていたのかもしれない

俺がみたマンガやアニメでは、男というのは弱いものいじめなど決してせず むしろ自分より強いものに挑み、弱いものを悪から守るような生き物だった 少なくとも俺の現実では、そんな男はひとりもみたことがない 俺がバカだったのだ マンガやアニメの見過ぎの…

地球は地獄で、人間は悪魔だ 地獄は悪魔にとってさぞ住み心地がよいだろう この世がいいところだと言う人間たちが・・・俺にはみんな悪魔に見えた

自分より弱いものを見つけたら特に理由が無くてもとりあえず傷めつける それが人間の本能なのかもしれない 俺はそんなことやったことはない 俺はこの世で最も弱い人間なのだ もしくは、人間ではない そう思い込みたくなる

人間というのは中学生の時分が一番邪悪だと思う あの日に、躊躇い無く弱者を殺せるものだけが人として生きていくのだと俺は確信した

自分にとって都合のいいことを 誰かが言っているのを聞くと、それが真実だと思いたくなるんだろ そんなもんに俺は騙されたりしないぞ・・・