俺が生きてても死んでも何が変わることもない
死ぬことはいつでもできるんだから、生きていようと思って
でもどんどんと現実が来る
生きてる限り苦しめられること
眠っているときだけが安息であること
目が覚めればまた責め苦が再開すること・・・

死んだらあいつらに負けることになる、あいつらが正しいことを証明することになるんだと言い聞かせて
怒り憎しみ恨みと意地が生き続ける燃料だったが
最近は脳が冷えて
もうこうなっている時点で俺は完全に負けてるし、あいつらが正しいことは覆りはしないって
ごく当たり前のことが俺を覚まし始めているのを感じる

浪漫とか理想、はっきり言って妄想が、大人たちには足りない
バカげた夢を抱えて微笑む器量があれば
多少の異分子を許容する度量にもなる

みんなは現実を直視しすぎだと思う
それが大人になるってことかもしれない
でも心の10割9割を現実に捧げなくても、生きることに支障はないはず